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終活とは?家族と人生を充実させる生前整理の6つのステップ

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あなたは”終活”をご存知ですか?
終活とは『人生の終わりのための活動』の略語で、これからに備える取り組みを指します。
しかし、ご家族や本人にとって終活を誤解してしまったり思うように準備が出来ず、葬儀や遺品整理で困ってしまう方も大勢いらっしゃいます。
あなたとご家族がこれから対策して困ることがないように、分かりやすく6つのステップでご紹介します!
これからの人生を充実させたい方は、まずは1つずつステップを進めて明るい未来を家族と一緒に作っていきましょう!

終活とは、あなたの”人生設計”です。生前整理で不安をゼロに!

家族で終活について相談する画像
終活について調べてみると『人生の終わりのための活動』という意味が分かると思います。
しかし、私たちも終活セミナーで生前整理の取り組みについて登壇して、横浜市内の病院などでお話させていただく機会もございますが、多くの方は終活という言葉を「何となく」としか理解されていない方も実際には多くいらっしゃいます。
ただ、それも致し方ない理由もありハッキリと家族が提案することは現実的に難しいということを、ご理解頂けるかと思います。

「みんながやってるから」「なんとなく考え始めよう」
ふわっとオブラートに包んだ表現で家族と一緒に考えて頂くためにも、あえて終活の提案を避けて別の手法を提案する傾向があるのも事実です。
セミナーについて調べたり、終活という言葉を調べるほど非常にデリケートで重要な取り組みであることは、あなたもお分かりだと思います。

「でも、どうやって話せばいいんだろう?」

終活に対して動き始める最初の一歩がなかなかどうして、上手く始められない悩みを抱える方も多くいらっしゃいます。
でも、ご安心ください。
私たちがご提案する終活とは、あなたの『人生設計』であると考え、それぞれの専門家からの意見を分かりやすくお話します。
あなたが終活に向けて、まずは確実な一歩が踏み出せるように将来の不安をゼロにするためのステップをご紹介します。

ステップ1:まずは家族とコミュニケーションの機会を増やそう!

娘が母に電話している
あなたはご家族としっかりコミュニケーション出来てますか?
終活に向けて取り組みを始めるにあたって、話題を切り出すための準備が必要になります。
いくら家族と言っても、毎日顔を合わせていない限り、いきなり終活の話題を出してもあまり良い顔はされません。
逆に不快な気持ちにさせてしまったり、ケンカしてしまって終活が一切出来なくなった方もいます。
終活には踏むべき順序があり、段階を飛び越えて話を進めることは難しいのです。
まずは、ご家族と離れて暮らしている方やしばらく会っていない方はコミュニケーションを取る機会を増やしましょう。

コミュニケーションは日常会話から

「今日は良いお天気だけど、なにをする予定なの?」
「たまには一緒にお買い物に行かない?」
些細な日常会話から嬉しかったこと、悲しかったこと、大変だったこと、心配なこと。
気持ちをお互いに話せるようになるまで、少しずつ会話を増やすようにしましょう。
離れて暮らしている場合は相手にも都合があるので、何をする予定があるのかを把握できるような会話が良いでしょう。

ステップ2:お世話になった人へ感謝の気持ちを。人生を振り返ろう

父がピアノを弾き始めたきっかけを話す
”終活”と聞いて、あなたは最初に何をイメージしますか?
人生の振り返りであったり、葬儀やお墓のことだったり人それぞれ今後の迎え方を鮮明ではなくても考えたりすることはあるのではないでしょうか。
自然に会話が出来る状態になった次のステップとして、帰省したタイミングなどあればご家族との思い出について話題に出してみましょう。
深く探るような聞き方は相手に警戒される可能性もあるため、自然に趣味のきっかけなど『どうして始めたのか』について聞いてみましょう。
ピアノはどうして始めたのか、生花は何がきっかけで始めたのか。
ずっとやりたかった事など、人は生きている限り趣味や歴史に”想い”があります。
その時の気持ちを尋ねてみたり、その時お世話になった人などの出来事を聞いてみましょう。
人はきっかけがあれば、思いを巡らせて行動に起こす力になります。
この会話をきっかけに、今まで会ってなかった人と会おうとするかも知れません。
過去を懐かしむ気持ちは、そこから未来へと繋げるきっかけになります。
まずは、どのような想いがあるのかを確認して人の歴史について尋ねてみましょう。

相手の歴史を知ることは遺品整理でも重要になります

私たちは遺品整理業として営んでおりますが、ご両親がお亡くなりになった後、
「親の遺品が自分たちではどうしても捨てられないんです」
と、お話されるお客様がいらっしゃいました。
お話を伺うと、ご依頼主は遠方に住んでおり、ご両親と生前に会う機会があまり無かったとのことでした。
急病で倒れ、葬儀を執り行っている間は当然ながら遺品整理を行う余裕は無かったとお話されておりました。
一周忌を迎える歳月が過ぎた頃をきっかけにご依頼主は、自分たちで遺品整理を行う予定でしたが、生前の趣味だった日本人形や、書斎にあった大量の本。
自分たちは必要ないけれど、捨てるには相当の覚悟が必要だったために良心の呵責に耐えきれず私たちへご相談することになったそうです。
そのような現場に入ることは珍しいことではなく、両親を想う気持ちがあるからこその苦難ではないかと思っています。
人によって避けて通ることは難しいけれど、前向きに遺品整理をご依頼される方との決定的な違いは、やはり会う頻度が高かったか、極度に疎遠だったかの2通りでした。
「親が死んでも自分にはあまり関係ないように感じる」
と、全てを処分したいと思う方もいれば、親が心配で会う頻度が高かったからこそ覚悟してきた方もいます。
心配だけど行動に起こせなかった後悔こそが、ご家族にとって一番気持ちが辛くなってしまうのではないか、と私たちは思っています。
何気ない普段の会話の中から、相手の歴史を振り返ることは今後の気持ちの整理で重要なポイントとなります。
まずは最初のきっかけとして、あなたが後悔することがないように家族と会ってお話することをおすすめいたします。

ステップ3:生前整理は『物』と『人』で考える

夫婦が物の整理に困っている
生前整理とは、健康でいられるうちに身の回りを整理することを指します。
よく”身辺整理”と誤解されて、自分には関係ないと思う方が多くいらっしゃいますが、実は大きく異なります。
生前整理は身の回りにある物の片付けだけでなく、人間関係もしっかりと整理しておかないと後になって問題になることもあります。
墓場まで持っていこうと胸に固く誓う前に、後になって問題とならないか一つひとつ冷静に見つめ直してみましょう。

生前整理を行うコツその1:物の整理

  • 今後の人生で必要な物かどうかを判断する。
  • 必要はないが、大切にしたい物は誰に渡すかを明確にする
  • 大切にして欲しい物は、理由をしっかりと家族と話しておく

必要な物だけ物を減らして、身軽になる方法についてアドバイスする業者も多くいらっしゃいますが、実際は写真や愛読書まで本人にとっては人生を語る上で重要な品物だったりします。
私たちは遺品整理で多くの現場にて、故人の方が大切にしていたであろう品物も、ご遺族の方は
「これが大切なのかもよく分からないので捨てて良いです」
と、処分を希望される場合もあります。
まず生前整理をする際には『今後使う物かどうか』『捨てられない大切な物はどうするか』『どうしてそれが大切なのか』を明確にしておきましょう。
生前整理を行うと物が減ってスッキリして寂しいという印象を抱く方もおりますが、実際には本当に大切な物だけを残して、これからを充実させるための準備なので、空いてしまったところを埋めるために楽しい思い出を増やそうと元気に過ごす方も多くいらっしゃいます。
今後の楽しみを増やすために、まずは物が減らせるように必要な物とそうでない物を仕分けてみましょう。

生前整理を行うコツその2:人間関係の整理

  • 連絡先や住所録を整理する
  • 普段行っているお店や人の情報を家族に伝える
  • 親戚の間柄などを家族に話しておく

生前整理ではあまり説明されないのですが、人間関係の整理はとても重要です。
あなたは、ご家族が普段どのようなお付き合いをしているかご存知ですか?
特に離れて暮らしているご家族の方は、両親が普段からどのような人との交流があるかが分からない方がほとんどです。
もし、万が一なにか問題が発生した際に一番先に異変に気付けるのは、普段交流がある人に限られます。
お世話になっている人や、友達関係などの情報は家族にしっかりと話す機会を設けましょう。
年賀状や暑中見舞いを出す機会がある時には、普段お手紙を出す人などもご家族が把握しているだけでも、葬儀を執り行う際にも重要となりますので話しておく必要があります。

ステップ4:介護の悩みはうやむやにせず正直に話そう

娘から介護の心配をされて怒る父
ご家族や夫婦の間でも、最もデリケートな内容になるのが『介護』の問題です。
本人は子供たちに迷惑をかけたくないと思う方もいれば、長男・長女家族が面倒見てくれるから安心だと思っている方もいます。
または老後のために介護用の貯金や保険を設けている方もいて、老後の暮らし方は人それぞれです。
ですが、子供の立場からすると両親の介護は誰が行うのか、という問題は無視できない内容になりますので時間があるタイミングにしっかりと話し合うようにしましょう。
ストレートに聞いてしまうと、本人が不快な気持ちにさせてしまう場合もあるため慎重に話を切り出す必要がありますが、相談するタイミングとしてオススメなのは『病院に行った時』が良いでしょう。
その理由は『健康なうちに考えておこう』というテーマで、本人を気遣うように聞くことをオススメします。
早いタイミングで話し合っておくことで、ご家族全員が安心できる状況も作れると思います。
「考えるにはまだ早いよ」
という思いがあるうちは無理に話を進めず、それでも健康なうちに家族で決めておいた方が良いと思います。

ステップ5:葬儀と墓の予算・埋葬方法は予め伝えておこう

葬儀と埋葬について考えている父
近年では葬儀会社などが『終活フェア』として取り組みが強化されているお店が増えてきました。
いずれ自分が入ることになるお墓について、夫婦で計画を立てる方も増えてきています。
家族で話し合っておきたい内容をまとめてみました。

  • 葬儀の規模や人数などを決めておく
  • 葬儀のプランではどこにお金がかかるのかを確認する
  • 遺骨をお墓に入れるのか散骨するのか決めておきましょう

葬儀の際に、生前にプランを予約する方も増えてきていますが別途料金などが発生する場合もありますので、お花代などはしっかりと確認しておきましょう。
また、埋葬方法としては樹木葬から海洋散骨、永代供養墓に入るなどの手段について、家族としっかり話し合って決めておきましょう。
遺骨を自宅保管にするためにペンダントにして持ち運ぶ方も最近では増えてきています。
様々な埋葬方法が増えてきているので、将来について話し合ってみてはいかがでしょうか。

ステップ6:相続と遺産がトラブルに!円満解決の方法とは

遺産と相続の問題点を解説
いよいよ、終活も最後のステップになりました。
相続や遺産関係はトラブルが多いため、早めに話し合っておく必要があります。
「家族で争うほど資産ないから」
「兄弟の中は円満だから心配してない」
という方もいらっしゃいますが、実は相続は後からトラブルになることが多いんです!
兄弟の仲が良いご家庭でも、後からモメてしまって最悪の場合は絶縁状態になることも!
相続について円満解決する方法は”遺言書”が重要です。
遺言書はドラマで扱われるような『遺書』とは違い、公的な証書になります。
相続についてトラブルを起こさない自信があっても、トラブルが勝手に起こる危険性も十分に考えられます。
資産の額が多くても少なくても、家族のために遺言書はとても重要な役割を担いますので、司法書士に相談してみると良いでしょう。

手遅れになる前に、あなたと強く生きるための終活

家族で笑顔のイラスト

  • 終活には家族とのコミュニケーションが重要
  • 生前整理は物だけでなく人との繋がりも大切
  • 今後のために遺言書や葬儀の計画をしっかり行う

終活や生前整理は時間をかけて、家族とゆっくり行います。
後になって慌てても、ご本人が無理して動くことが難しい状態になってしまうと何も準備がないままこれからを迎えてしまいます。
そうなってしまうとご家族にも多大な負担がかかってしまい、私たち遺品整理士としては何とかご家族の負担を減らしたいと願い、終活への取り組みに注力しております。
認知症などで日常会話が出来なくなる前に、健康な状態で生活できるうちに、早めはやめの終活をご家族と一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
私たちも最大限のサポートをさせていただきますので、ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

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